■ 睡眠時無呼吸症候群(SAS) ■

SASとはどのような病気でしょうか?SASは睡眠時に咽・喉頭部において空気の通り道である上気道が虚脱・閉塞する病気です。この結果として、初期には大きな“いびき(鼾)”をかき、そのうちに鼾が突然止まる、即ち、無呼吸を認めるようになります。無呼吸の時には呼吸をしていない訳ですから睡眠中に窒息した状態と考えていただければ判り易いと思います。鼾・無呼吸は睡眠の質を悪化させますので昼間は眠く集中して仕事などできません。

睡眠が障害されたことが原因として発生し世界の注目を集めた大事故として1979年のスリ-マイル島原発事故、1983年のチェルノブイリ原発事故、1986年のスペ-スシャトル爆発事故などが有名です。本邦では2003年の山陽新幹線の運転士居眠り事故がSASに起因するものと考えられています。SASは昼間の眠気を引き起こすだけではなく心臓疾患(心筋梗塞、心不全、心房細動など)、脳梗塞発症の危険因子となり若い世代の突然死の重要な原因になります。その他、治療抵抗性高血圧、糖尿病、高脂血症、認知症、性的不能、慢性腎機能障害などとも関連し、種々の慢性疾患の“扇の要”の役割を担っています。このようにSASを中心として種々の慢性病が悪化する様相はドミノ倒しと似ているところからメタボリック・ドミノと呼ばれています。

SASの原因は色々とありますが、肥り過ぎのために上気道に余分の脂肪が沈着したために起こることが最も多いとされています。また、循環器疾患を患っている患者さまでは高率にSASが合併しています。このような方々ではSASを治療することによって循環器疾患の治療効果も良くなります。しかしながら、体重管理のみで十分な治療効果を上げることは困難な場合、同時に睡眠中に狭くなった上気道を開くために持続気道陽圧呼吸治療(CPAP)が必要になります。
どうぞこれからも古川病院にご期待とご支援をお寄せくださるよう、宜しくお願い申し上げます。

現在、本邦では約17万人にのぼるSAS患者さまがこのCPAP治療を受けています。鼾が大きい方、昼食後の午後に強い眠気を感じる方、複数の降圧剤を服用しているにも拘らず血圧が低下しない方、循環器疾患、糖尿病、高脂血症を持っている方にはSASが潜んでいる可能性があります。これらの方々には、まずスクリーニングとしてSASの検査を受けていただくことをお勧めします。皆様方にSASの脅威を知っていただき当地域におきましてSASを原因とする慢性病の発生、死亡を少なくするように努力していきたいと考えています。まずは、内科の外来担当医表にて院長外来の曜日をご確認のうえご来院ください。
詳しくは、当院公式ホームページをご覧ください。


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